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『流水拳』の由来と改変点


=由来=

北京少林名家、張策(字:アザナは秀林)が
太極拳名家楊健候について清末から民国初年にかけて太極拳を学び、
既に達人となっていた劈掛通臂拳を骨格として太極拳に融合させて
張家太極拳を創始した。
此所で太極拳と少林拳精華を合わせて学ぶ事が出来る様になった。
拳法館では此の張家太極拳を改変して流水拳を創始した。
型は太極拳主柔、組手は少林系主剛、柔中剛を求め剛中柔を求める。


=改変した点(張家太極拳からの改変点)=

●狭くても稽古できる様に編纂し、各動作の半歩、一歩を全て足の長さとした(二畳の広さで可)
●直接武術に関係のない型、効果の少ない型、余り繰り返しの多いものを除外
●他種の太極拳の型、八卦拳の利用及び当館の開発したものを導入
 ※八卦の基礎を導入し、型を行うに都合よくし、高段者には受けと打を同時に隻腕で行う事とした
、※実戦的に開発し、快よく回転しながら一気貫通終了に至る様にした
●張家太極拳では単なる呼吸法、単なる回転法、並びに非常に多い繰り返しを入れて130動作であるが、
 流水拳は実用のみで185動作ながら各拳連絡が良く憶え易いものとした
●流水拳は実戦的に開発し、各動作を連絡良くし、快よく回転しながら一気通貫終了に至る様にした